高校しんどい、やめたい……高校1年生が知っておきたい「もうひとつの選択肢」
この記事はこんな人に向けて書いています
- 今の高校がしんどくて、毎朝起きるのがつらい
- 不登校ぎみで、このまま続けるか迷っている
- 高校を辞めたいけど、辞めたあとどうすればいいかわからない
- 保護者として、子どもの様子が気になっている
「やめたい」と思うのは、あなたがおかしいわけじゃない
「高校、やめたい」
この気持ちを誰かに打ち明けられずに、ひとりで抱えていませんか。
毎朝制服を着るだけで気が重くなる。教室に入ると息が詰まる。友達とうまくいかない、授業についていけない、そもそも何のために行っているのかわからない……。
そういう気持ちが積み重なって、「もう限界かもしれない」と思うこと、決してめずらしくありません。文部科学省の調査では、高校生の不登校は年々増加しており、高校を中途退学する生徒は毎年数万人にのぼります。そのため今抱えている気持ちは、自分だけが感じているものでは決してありません。
ただ、高校1年生という今の時期は、まだ選択肢が多く残っています。「辞める」か「続ける」の二択ではなく、別の学校に移るという道があります。
「転校」は高校でもできる
「転校って、小中学校だけじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
実は高校でも転校(転学・編入学)は可能です。しかも、東京都には不登校経験や学校がしんどかった生徒を積極的に受け入れている公立高校があります。それがチャレンジスクールです。
チャレンジスクールってどんな学校?
チャレンジスクールは、東京都が設置している昼夜間定時制の都立高校です。一般的な全日制高校とは異なり、以下のような特徴があります。
時間割が選べる 午前・午後・夜間の3部制で、自分のペースに合わせた時間帯を選ぶことができます。
不登校経験者が多い 入学する生徒の多くが、中学・高校時代に不登校を経験していたり、今の学校を辞めて転入してきた生徒です。「みんなと同じように学校に来られなかった」という経験が、ここでは特別なことではありません。
落ち着いた環境 大人数のクラスで緊張してしまうタイプの人でも、比較的過ごしやすい環境が整っています。
卒業資格がとれる 単位を積み上げることで、きちんと高校の卒業資格を得ることができます。
東京都内のチャレンジスクールは、六本木高校・大江戸高校・世田谷泉高校・稔ヶ丘高校・桐ヶ丘高校・小台橋高校・立川緑高校の7校です。
高校1年生が転入できるタイミング
ここが特に知っておいてほしいポイントです。
チャレンジスクールへの入学チャンスは、2月の一般入試だけではありません。毎年8月に「二学期転編入試験」が行われており、9月から新しい学校で再スタートを切ることができます。
つまり、今の高校でしんどい思いをしていても、夏を使って準備をしたら、9月から環境をガラッと変えるという選択ができるのです。
「もう少し様子を見るか……」と迷い続けるうちに学年が上がり、単位や在籍の状況が複雑になって選択肢が狭まってしまうケースも少なくありません。気持ちが固まる前から、情報だけ集めておくことには大きな意味があります。
転学と編入学、どう違う?
似た言葉ですが、状況によって使い分けがあります。
転学とは、現在高校に在籍したまま、別の高校の相当学年に移ることです。今の高校を辞めずに手続きを進めることができます。
編入学とは、高校を一度退学したあとや、海外帰国者などが、入学時期以外に高校に入ることです。すでに今の高校を辞めてしまった場合はこちらが対象になります。
どちらの場合でも、チャレンジスクールの二学期転編入試験を受けることができます。
試験の内容は?難しい学力試験はない
「試験」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、チャレンジスクールの二学期転編入試験は学力試験ではありません。
試験内容は以下の3つです。
志願申告書(事前提出書類) なぜこの学校に転入したいのか、これからどんな高校生活を送りたいのかを書く書類です。「正解」があるわけではなく、自分の言葉で誠実に伝えることが大切です。
作文 試験当日に与えられたテーマについて作文を書きます。文章力よりも、自分の考えをきちんと表現できているかが見られます。
面接 面接官と少人数で話します。緊張するのは当然ですが、準備をしていれば自信を持って臨めます。
合格する人の共通点は、「自分の言葉で話せること」「高校生活を具体的にイメージできていること」「前向きな気持ちを伝えられること」です。成績が悪いから不利、ということはありません。
倍率は?入りやすい?
2025年度の二学期転編入試験を見ると、多くの学校で1倍前後か定員割れとなっています。一方で、立川緑高校のように2倍を超える学校もあります。
注意しておきたいのは、定員に余裕があっても定員内不合格(定員割れでも不合格になるケース)がある点です。入りやすそうに見えても、面接・作文・志願申告書をきちんと仕上げることが合格の条件になります。
「辞めたい」と思ったとき、最初にできること
急いで結論を出す必要はありません。ただ、動き始めるのが早いほど選択肢は広がります。
①情報を集める チャレンジスクールがどんな学校か、まず知ることから始めましょう。各校のホームページや説明会の情報が公開されています。知るだけなら、今の高校を辞めるかどうか決める前でも大丈夫です。
②誰かに話す 親でも、先生でも、スクールカウンセラーでも。ひとりで抱えていると、どんどん追い詰められます。「今ちょっとしんどい」と伝えるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
③転編入の仕組みを理解する 8月の試験に向けて動き始める場合、準備にかかる期間は意外と短いです。志願申告書・作文・面接の対策には、早めに着手するほど余裕が生まれます。
二学期転編入について、もっと詳しく知りたい方へ
チャレンジスクールの二学期転編入試験の具体的な内容(日程・倍率・合格のポイントなど)については、こちらの記事で詳しく解説しています。
また、実際にどんな対策が必要か、えこっち塾での準備サポートについてはこちらをご覧ください。
まとめ:「辞めたい」は終わりじゃなく、始まりかもしれない
今の高校がしんどいと感じているあなたへ。
それはあなたが弱いからでも、おかしいからでもありません。合わない環境に無理に適応しようとしてきた、ということかもしれません。
転校という選択肢は、「逃げ」ではありません。自分に合った場所を選び直すという、前向きな決断です。9月という区切りがあることで、今年の夏に動き始めれば、秋からは全然違う毎日を送れる可能性があります。
まずは情報を集めることから。焦らなくて大丈夫です。
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