チャレンジスクールの志願申告書の書き方② 内容を詳しく解説!共通する書き方の流れや項目ごとに意識すべきこと

こんにちは!えこっち塾のえこぺいです。

前回は志願申告書の書き方の概要について説明しました。今回は志願申告書の書く内容について説明していきます。

①志願申告書に何を書く?

まず志願申告書に書く内容はこちらです。

①入学を希望する理由

②将来の夢・希望

③高校への抱負(教科の学習・教科以外での活動)

④自己PR

一つ一つ見ていきましょう。

①志願申告書 - 入学を希望する理由

ここでは、なぜこの高校に入りたいかを説明します。

チャレンジスクールを受けるわけなので、なぜチャレンジスクールがいいのか、さらにその中でもなぜこの高校なのか具体的に説明する必要があります。

チャレンジスクールを希望する理由としては、単位制・総合学科・三部制のどれかを挙げると書きやすいです。チャレンジスクールの中でもなぜこの高校なのかは、系列科目や学校独自の制度などがあると思うので、学校説明会やHPなどで情報を集めてしっかり研究をしましょう。「本校の期待する生徒の姿」というのが公開されていますので、必ず確認しましょう。

理由が2つほど決まったら、自分が高校でがんばりたいことにつなげて、自分のやりたいことが、この高校で実現できる環境だということを言ってあげましょう。評価されるポイントの1つに「熱意」があります。この高校にどうしても入りたいんだという思いが伝わるとポイントが高いです。

②志願申告書 - 将来の夢・希望

決まっていればなりたい仕事を、決まっていなければ興味のあることや頑張っていきたいことを書きます。

職業調べなどをしてなるべく仕事が決まっていた方が書きやすいです。よく中3生から「ここで書いた仕事につかなくてもいいですか?」と聞かれますが、つかなくてももちろん大丈夫ですよ!

今の経験値で自分に1番向いている仕事を考えれば良いのです。高校生やその先に進めば経験値をさらに積めるので、思い浮かぶベストな職業も変わっていきます。嘘をつくことになるんじゃないかと心配になるかもしれませんが、なりたいものが変化していくのも成長です。

大事なのは自分に向いていると思う仕事を一生懸命考えること。悩んだ分だけ自分の力になります。

仕事が決まったら、なぜなりたいのか、なるためにどのような努力をしたいのかを順番に組み立てて文章にしていきます。

悩みに悩み抜いた結果、なりたい仕事がみつからない人もいるでしょう。適当なことを言いたくない、という気持ちが強い人もいます。

そこで無理に職業を当てはめても面接や作文でつまずいてしまいます。そこでまだ決まっていないという言い方をすることもできます。代わりに高校やその先で興味のある分野や頑張りたいことを書きます。

なるべく具体的に書いてあげることで、意欲が伝わり、職業を挙げなくても説得力のある文章が書けます。

③志願申告書 - 高校への抱負

1.教科の学習

⑴得意教科を伸ばすことと、⑵苦手教科を克服すること、⑶高校での新しい教科に挑戦すること、のうち1つか2つを選んで書いていくと良いです。

中学でどのように取り組んだか、高校でどのように取り組みたいかを理由も合わせて書きましょう。

チャレンジスクールは勉強が苦手な生徒でも基礎から学びなおしができる環境ですが、やるのは自分自身です。自分はこのように勉強をがんばるんだという意欲を示すことが大事です。まだ時間がある時期なら、1教科でも取り組んでみて、中学のうちにここまでできましたというアピール材料を作っておくのもおすすめです。

2.教科以外の活動

部活や行事などやりたいことが明確な場合は、理由とどのようにがんばりたいかを具体的に書きましょう。決まっていなくても興味がある分野をいくつか挙げてあげるのでも大丈夫です。

また不登校を前提としているので、安定して通うことを目標にするのも有効な方法です。無理なく通い続けるために生活リズムを整えたり、運動をして体力をつけるなど具体的な対策を書いてあげると意欲が感じられます。

④志願申告書 - 自己PR

自分の長所をアピールしましょう!といっても自分で自分の長所を考えるのは難しいですよね?短所はどんどん出てくるんだけど…。私に長所なんてない…。と思い悩んでしまう人も多い項目です。

でも安心してください!長所のない人はいません!

なぜなら短所と長所は表裏だからです。どういうことかと言うと、例えば「頑固」という短所を持っている人がいます。悪いことのように聞こえますが、見方を変えれば「自分の意志が強い」と言うこともできます。これは立派な長所で社会に出ていくのに必要な力ですよね?

このように一見短所のように見えることも見方を変えれば長所とも捉えられるので、短所からでも良いので自分の性格を挙げてみて、それをポジティブな言葉に変換していくと、長所はみつけやすいと思います。

長所をいくつかみつけられたら、その長所を生かせたエピソードを考えてみましょう。どんなに小さなことでも良いので長所を生かした成功体験を挙げられると説得力がぐんと上がります。

③まとめ

4つの項目についてみていきました。どの項目も 材料を出す⇒理由⇒具体例 という流れで説明するとわかりやすく熱意を伝えられるようになると思います。

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